SS-P3EXと
他の除菌剤との比較
他の除菌剤との比較
エタノール製剤との比較
アルコール | SS-P3EX | |
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保存性 | 引火しやすいので火気に注意 | 揮発性なく、紫外線の影響も受けない |
保存期間 | 未開封で2~3年 | 開封後も含め、7年以上 |
ノロウイルス への効果 |
なし | 効果あり |
安全性 | 引火性があるので火気厳禁 肌荒れを起す可能性がある |
食品レベル、化粧品レベルの安全性が確認されている |
SS-P3EXは、実使用を想定した有機物負荷条件においても、高いウイルス除去 能⼒が証明されました。
(平成19年・27年厚労省ノロウイルス不活化条件に関する調査参考)
70%エタノール | 有機物配合エタノール | SS-P3EX | |
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有機物負荷無 | 8分後 2log(99%)以下 | 効果なし3種類 | 検出せず |
2~4log減少7種類 (内検出限界値以下2種類) |
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0.5%有機物負荷 | 2~3log減少 3種類 | ||
5%有機物負荷 | 検出限界値以下 |
次亜塩素酸水との比較
次亜塩素酸水とは、医療用機器、食品添加物殺菌料とし製造装置が認められています。 食品添加物としてそれぞれの有効成分は以下の通り指定されています。
- 強酸性次亜塩素酸水…pH2.7以下、有効塩素20~60[ppm]
- 弱酸性次亜塩素酸水…pH 2.7~5.0 有効塩素10~60[ppm]
- 微酸性次亜塩素酸水…pH 5.0~6.5 有効塩素10~30[ppm]
認可を受けているのはあくまでも製造装置であり次亜塩素酸水そのものではありません。 食品添加物として「最終食品完成前に完全に除去しなえればいけない」となっており、かならずしも食品添加物だから安全というものではありません。医療機器に用いられるのは強酸性水です。
次亜塩素酸水 | SS-P3EX | |
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ノロウイルス 不活性化 |
○ ※有機物負荷無し | ◎ |
保存性 | 紫外線・経時・温度による分解、未開封密閉・遮光・低温条件等により、1週間から半年程度 | 7年間の成分安定性を確認 |
有機物との 反応 |
有機物と容易に反応するので、有機物が多いと殺菌力は著しく低下し、ただの水になってしまう。強酸性水は0.1%の有機物で不活性化してしまう。 | 5%有機物負荷試験済み 吸水ポリマー添加試験済み |
注意点 | 工場出荷時と使用時では塩素濃度の低下がみられるため、濃度検査が必要。有機物を徹底的に除去してから使用しなければならない。 | |
使用方法 | 製造装置から連続供給し、掛け流しての使用が基本 | 対象物に直接噴霧、布等への吹き付け含浸液としての拭き取りなど様々 |
費用対効果 | ×
極僅かな有機物と即座に反応するため、相当量を使用しなければ効果が期待できない。少量吹付では効果が期待できない。 |
◎
成分が安定しているため少量で効果が期待できる。1回の噴霧量の少ない微噴スプレーを使用。 |
第四級アンモニウム等との比較
塩酸ポリヘキサニド(PHMB) | 塩化ベンザルコニウム | SS-P3EX | |
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ノロウイルス 不活性化 |
△ | × | ◎ |
化粧品配合 | ○ | ○ | ◎ |
配合量制限 | × ≦0.1% | × ≦0.05% | ◎ |
成分安定性 持続性 |
◎ | ◎ | ◎ |
細胞毒性 | 有り 10~0.1μg/ml | 無 5mg/ml 以上 | |
その他 | 欧州科学機関ECHAより 使用制限、英国国民保 健サービスNHS登録削 除の見通し |