ノロウイルス不活化及び服用試験成績
スタンフォード大学共同研究
- プロジェクト名
-
virucidal clinical infection efficacy feline calicivirus (surrogate for human norovirus)
殺ウイルス性臨床感染有効性試験ネコカリシウイルス( ヒトノロウイルスの代用品) - 実施場所
- スタンフォード大学臨床科学研究センター
- 実施者
- ジェーク ウェリントン博士(PH,D)
フィル ジョンソン博士(PH,D)
テレサ ジョンストン博士(PH,D) - 検体名
- SS-P3EX
- ウイルス名
- ノロウイルス(ネコカリシウイルス、F9、ATCC VR-782
- 試験手順
- 実験は検体にウイルス浮遊液を添加混合して作用液を製作、所定回数に分けて検体を作用させ、ウイルス感染値を測定した。検体作用物一部をボランティアに服用させた後に所定期間の隔離観察後に検便を通してウイルスを検査測定した。
- 負荷条件
- 5%血清(2015厚生労働省調査報告書・実際の汚染環境での消毒剤等の有効性評価同等の負荷条件)
- 試験結果
- 検体を5 分間及び1 0 分間作用させた後に、ウイルスは完全に不活性化した。
検体作用物を服用したボランティアの検便でウイルスは検出されなかった。
材料名 | 開始直後 | 300秒後 | 600秒後 | ボランティア 服用後 |
---|---|---|---|---|
対照群 | 7.0E+06 | 7.0E+06 | 7.0E+06 | - |
SS-P3EX 作用物 |
7.0E+06 | <3.2E+03 (検出できず) |
<3.2E+03 (検出できず) |
検便でウイルス検出できず |
※1.開始直後の対照TCID50を測定して開始値とした。 ※2.検出限度:<3.2E+0.3
本資料に記載された表現は、日本国の薬機法・化粧品表示公正競争規格等法に基づく、化粧品・部外品として認められた効果効能を示すものではありません。